五十肩について

こんにちは
鍼灸院まごのて堂あきる野院院長の河村陽平です(*^^*)

【四十肩・五十肩】

この厄介な症状知ってらっしゃいますか?
そしてこんなことを耳にしたことは…

『五十肩は一年ほっとけば良くなるよ!』

私もこのお言葉、耳にしたことがあります
ではその根拠はなんでしょうか…?

一年ほっとけば治るという方ももしかしたらいるかもしれませんが、その結果もっと悪化させてしまうケースも多々ございます。

これも毎度のことになりますが、そもそも五十肩って何なのでしょうか?

五十肩とは中高年で起こる肩の痛みのことを指し、江戸時代から始まった言葉であって、これは正式な病名ではありません

江戸時代では平均寿命が50歳にどどいておらず、五十肩と呼ばれることもあれば《長寿病》と呼ばれることもありました。

五十肩になったら長生きした証ですね

そうは言ってもこの現代は人生100年時代。
五十肩になって『うん、長生きしてる証拠だね!良かったね!』とは決してなりませんし、それで解決とはなりません‍♂️

前の文でお話ししましたが、

『五十肩は一年放っておけば治るよ!』

というのは江戸時代の『寿命が来るから心配する必要はない』をそのまま引用して、現代の誤った解釈『一年放っておけば治るよ』になったという事です。

この現代で一年間五十肩を放っておくという行為はリスクがあり、危険な行為になります。

では、五十肩になったら整形外科を受診すべきか?
はい!是非受診してください!‍♂️

ただしX線、つまりレントゲンだけで判断はされないように…

なんで?

その理由は、レントゲンは骨をハッキリと写し出し、骨の病態に関してはかなり強みがあると言えます。
しかし、軟部組織(筋肉、筋膜、靭帯、腱、脂肪体etc)の問題を写し出すことは難しくなっており、これをみる限り医療機器にもそれぞれの強みがあるというわけです

五十肩の中でもレントゲンで判断できるものは、【肩石灰沈着性腱炎】と【変形性肩関節症】です。

↑この二つに当てはまる五十肩は、五十肩の中でも全体の1割程度と言われています。

ほか、後の9割はどんなものがあるの?

大きな原因の2つが【腱板断裂】と【拘縮肩】

【腱板断裂】とは?
肩関節を構成する腱の部分が切れてしまっている状態で、放置しても治るものではありません。

【拘縮肩(こうしゅくかた)】とは?
ハッキリとした原因はわかっていませんが、肩関節を構成する筋肉、腱、靭帯etcが何らかの原因で固まってしまい、動きが大きく制限されてしまう状態のものを言います。
※拘縮に関してはかなり簡易的にお話しさせて頂いております。ご理解頂けましたら幸いです。

上記の2つの病態はレントゲンで見つけることは難しいところですが、この二つ以外にも五十肩には様々原因がございます。
そういった原因を発見するのに大きな力を発揮してくれるもの…それは…

【超音波エコー】です!

エコーは患者様がお困りの病態、症状をリアルタイムに確認することができ、これからどのような治療をしていくべきかの道筋を正確に示すことのできる、五十肩はじめ柔らかい組織に関しての問題に大きく力を発揮してくれる医療機器になっております✨

レントゲン、それから超音波エコーもしっかり見て頂ける病院を受診し、ご自身の状態が五十肩の中でもどのような病態なのかをしっかり知って、その病態に対しての治療が薬なのか、注射なのか、鍼なのか、リハビリなのか、最も最善の治療となる治療を見極めていくようにしましょう

※症状に対してどうすればよいか迷われている方は、是非一度当院にご相談ください☺️

※上記の内容は皆様へお伝えしやすいよう簡易的に説明させて頂いております。ご理解のほど何卒よろしくお願い致します。

✴当院HP✴
https://magonotedo.com/wordpress/

《超音波エコー》×《鍼施術》
ー 痛み・痺れ専門鍼灸院【鍼灸院まごのて堂あきる野院】ー

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